ヴェイパーフライについて思う事
2020年もマラソン業界はヴェイパーフライの話題が絶えないですよね。
この靴を履く履かないに関しては色々な考え方があるので、
炎上が怖くて(笑)Youtubeチャンネルでは敢えて話題にしませんでしたが、
このブログでは自信の考えを述べようかと思います。
まず私はこの靴は履きません。
#目標としているサブスリーが達成できれば検証として履いてみたいとは思ってますが。
以前、知り合いにヴェイパーフライを借りて履いてみましたが、
明らかに一般的なランニングシューズではない別物の'なにか'でした。
ソールにバネ的な物が入っていて、その反発で推進力を生んでいるという感覚が、私のような素人でもモロにわかるんですよね。
最近では箱根駅伝で区間新が量産された映像を見て、大半の市民ランナーが思った感想は、
”選手の進化”ではなく”技術の進化”じゃないの?と・・・
間違いなく選手は血の滲む努力をしている訳ですが、そんな努力を純粋に見れない自分がいました。
まぁスポンサーがついた興行である以上は勝ってなんぼの世界。
学生と言えど、私立大学の看板を背負って宣伝をしている訳ですから、
スピードが出るのであれば、それを利用するのは当たり前で。
プロのマラソンランナーも同様で、レギュレーション違反でないのであれば、良いものはドンドン取り入れて、タイム向上を目指すのは当然だと思います。
(しっかし、箱根駅伝で広告費用を出さずに、とてつもない宣伝効果を出してるナイキってほんとすごい・・・逆に金を出している他のスポンサーは可哀そう(笑))
ここからは市民ランナーの私が履かない理由になります。(これに関しては色々な考えがあるので、ひとつの意見をして見てください)
それは・・・
【普段の練習を通じて、去年のタイムと今年のタイムを比較してどれぐらい成長したか】
を楽しんでいるからです。
テクノロジーの進化で作られた靴を履いて、ただ4%速くなった!
では「日々の努力→目標の達成」のプロセスが味わえないじゃん?
めっちゃもったいないじゃん?となり
それは私が求めるマラソンの楽しみではないのですね。
というか、大半の市民ランナーってその成長過程を楽しんでるんじゃないの?
と思ってたりします。
マラソンに求める楽しみ方がそもそも違うので
「速くなるから買ったらいいじゃん!」
と周りに勧められても買わない理由はここにあります。あと値段がバカ高いし(笑)
以上が私の考えですが、私が履く、履かないはおいておいて、こちらの商品を開発して、爆発的にヒットさせた開発者さんたちは純粋に凄いと思います!