野辺山ウルトラマラソン100キロ対策


【サブ10】第25回野辺山ウルトラマラソン100km

東日本を代表する難易度MAXのウルトラマラソンと言えば野辺山100km!
月日が経つのは早いです。
去年の今頃は野辺山対策練習として必死になって峠を走ってました。

今更ながら、野辺山でサブ10するにあたり練習した内容、
装備一式をご紹介しようかと思います。

【練習】
①月間走行距離をとにかく上げる(50㎞以上走る練習も忘れず)
レース3カ月前くらいからは月間300kを平均的に走ってました。
②峠走や坂道練を月2回くらいやってました。
③従来のフルマラソンのようにスピード練習も週2回はやってました。

【レース1週間前】
禁酒スタート
3日前よりカーボローディングを始めました
3日前からは走らず足を休めました。

【装備について】
・スタート前に着る寒さ対策のゴミ袋
・ノースのノースリーブのランシャツ
・ノースのサポーターつきのランパン
・ファイントラックのスキンメッシュ
・C3fitのアームウォーマー
・靴はアディゼロジャパンブースト
・ガーミンのGPSウオッチ(長時間持つやつ)
・ノースフェースTRベルト
・サロモン250mlのソフトフラスク(TRベルトに収納)
・DNFプロテイン(ドリンクタイプの物2つ)
アミノバイタル 1個
・マグオン 10個
・ヴェスパ1個
・ニューハレ

【レース前日】
夜19時に消灯
もちろん禁酒

【レース当日】
野辺山がキツイレースと呼ばれる理由は、累積標高2000mを超えるレースだからです。
サブ10しようと思ったら単純にキロ6を少し切るペースで走れば良い訳ですが、
それはあくまでフラットなコースの場合で、野辺山はアップダウンが激しいコースです。
終盤70㎞地点にある馬越峠と呼ばれる、きつい坂道なんか最たるもので、
間違いなく、キロ6はオーバーしてしまいます。

なので、坂道でペースが遅くなることを加味して、
フラットな場所ではそこそこのペースで走り、下りではハイペースで走る必要があります。
私の場合は、スタートと同時に平地はキロ4分45秒、登り坂はキロ6を超えないように頑張って走る。
(実際はキロ6を超える坂もありますが)
そして下りはキロ4分15秒~キロ4分30秒で下る。いけるところまでこのペースで突っ込んでいきました。
日中になると気温が上がるので、午前中の涼しい時にどれくらい走れるかもポイントとなります。

10㎞おきにジェル(マグオン)は必ず補給、エイドでは喉が渇いてなくても必ず水分補給。
固形物(そばなど)は積極的に食べる。エイドでは毎回水をかぶってました。
42キロのドロップバックポイントではプロテイン補給、
サロモンもソフトフラスク250mlをTRベルトに収納
(坂道で喉が渇いた時に使います)
71キロのドロップバックポイントでも同様にプロテイン補給
アームウォーマーなど必要なくなった装備をドロップバックに戻します。

そして疲弊しきった足に襲い掛かってくるラスト10㎞の緩い坂・・・
(私たちの間では通称クソ10㎞と呼んでます)
この坂道は気温、疲労、風などでランナーの精神力をとことん削ってきて、
間違いなくキロ6を超えてしまいます。
ここで心折れてしまう人も多数で、私も走り切るのに1時間12分かかっております。
野辺山はこのようにどんだけ頑張ってもキロ6を超えてしまうポイントがたくさんあるので、
貯金をいかに作って走るかが大事かと思います。

【まとめ】
①前半は突っ込め!
②坂の上りは悶えろ!
③坂の下りは突っ込め!
④終盤は痛みに耐えろ!
⑤完走できたら浴びるほど酒を飲め!

さぁって次は村岡100㎞に挑戦かな!?

 

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