富士登山って実は超余裕だった

一部の人にめっちゃ怒られそうなお題ですね。
ただ、これは事実です。(ランニング習慣がある人限定ですが)

子供のころ、「日本一の標高、富士登山挑戦!涙の登頂!」
みたいなテレビ番組を見た時は、うわーすごい世界もあるんだなぁと思っておりました。

そんな中、2年前の2016年7月。トレイルラン仲間に富士登山に連れて行ってもらいました。
5合目からではなく、富士山の麓1合目からのチャレンジです。
初めての富士登山で大丈夫かよ?って思ってましたが、知人の見解では私の走力なら余裕との事。

ほんとかい!と思いながら夜の9時から吉田ルート1合目を登ってご来光を拝みに。
うむ、確かに思ったほどきつくない…テレビで見た時はほんとに辛そうだったけど…

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ランナーならこのご来光も余裕で見れますよ!

どうやらフルマラソンをそこそこのペースで走れる人であれば、富士登山は余裕みたいです。装備もトレランザックで行きました。回りのハイカーさんはすごい重装備な人もいますが。
山頂ではプチ高山病になったのか、若干ふわふわしていましたが許容範囲内。
普段から運動習慣のある人なら富士登山は余裕なんでしょうね。
まったく運動していない人が、いきなり挑戦するからおかしな事になるんでしょう。

東京に来て驚いた事として富士山を走る大会を知った時です。
代表的な大会として富士登山競争という大会があります。
吉田ルートを使って、富士山山頂まで駆け上がる大会です。

なんとこの大会の優勝者タイムは2時間27分41秒・・・・
富士山頂まで2時間30分くらいで登ってしまうわけです。

この大会の制限時間は4時間30分。
4時間30分あれば山頂まで行く人がゴロゴロいるんですよね。
(もちろん鍛えられてる人ばっかりですが)

次は富士登山駅伝
御殿場ルートを使って山頂まで襷をつなぐイカレタ駅伝です。
2017年に私が参加しているサークルで速い選手が揃わなく、
運よく参加させてもらえた大会です。
私の走力では絶対に出れない大会なんでとても良い経験になりました。

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山頂に向かって走る(上る区間)往復で5kmくらいです。

任されたのは山頂区間
7.5号目、標高3000mオーバーの超低酸素の中、山頂の神社に御朱印をもらい駆け上がる。御朱印をもらった後は、山頂から富士山を転げ落ちて7区の選手に襷を渡す。めっちゃくちゃきつくて地獄を見ました。

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酸素が薄い中で全力で走ったので襷を渡す前は死ぬ一歩手前。

富士登山は大変だ!ってイメージが先行していますが実はこんな感じで
登山ではなく走っている人たちがいるんですよね。

普段より体を鍛えているランナーであれば富士登山はほんと余裕なので、
ぜひチャレンジしてください!日本とは思えない眺望(ご来光)が見れますよ!

こちらの動画は富士登山競争の5合目までを試走した時の動画です。