足が速いだけでは勝てない大会

足が速いだけでは勝てない大会があります。

フォトロゲイニングと呼ばれる競技をご存知ですか?
認知度はまだまだ低い競技ですが、走れる皆様には一度はチャレンジしてほしい競技です。


・フォトロゲイニングとは?
地図に記載されたチェックポイントを、制限時間以内にいかにたくさん回れるか!を競う競技です。
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※赤い丸の部分がチェックポイントになってます


チェックポイントには観光名所、お店、道標などがあり、その場所で撮った写真を行った証明とします。
3時間ロゲ、5時間ロゲ、8時間ロゲがあり、ロゲによってはソロ、男性、女性、男女混成、など
細かくカテゴリー分けされているものもあります。

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※ポイントの集計表です

・楽しみながら速くなれる?
開催される土地の観光巡りを兼ねているのがフォトロゲイニングです。
走りながら観光巡りをして、中にはおいしいスイーツのお店がポイントだったりして女子にとっては嬉しい限りですよね。

常に地図読み、ポイント探しに意識がいってるので、不思議と体の疲れを感じません。

5時間ロゲを本気でやると気づいたら40kmくらい走ってたりします。
(さすがにこの時は疲れましたが・・・)
男女混成チームだと、キャッキャ言いながらポイントを探せるので、
それはそれで楽しいですよね。

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※こういう道標がチェックポイントだったりします。

あと嫌らしい話ですが、男女混成チームで全員サブ3.5くらいの走力であれば優勝も狙えます!
ランニング系の競技でなんでもいいから優勝したいんだ!って人はロゲイニングがおすすめです。
(ガチで速いランナーはあまりロゲイニングに参加していません!)

あと、ロゲイニングって走力だけでは勝てない競技なんですよね。

走力だけで勝てない理由①
混成チームだと皆の体調や、皆の考えを聞きながら競技を進める必要があります。
俺まだまだ走れるのになんで走らないの?とか
私は絶対このルートが近いと思う!だから絶対こっちのルート!
みたいな感じで、相手の意見を聞かずに個人競技に走ってしまうと、
もうチームはぐちゃぐちゃ混沌状態。

気まずい5時間競技の開始です。

長時間一緒に走るので、走力や地図読みなんかより、他者を思いやる気持ちが一番大切なんですよね。

走力だけで勝てない理由②
ロゲイニングでは地図を読む能力が求められます。
スマホのGoogleMAPを使えば余裕じゃない?って思われがちですが、
GoogleMAPを起動して、ポチポチ目的地を入力するより、紙の地図を読めたほうが圧倒的に速いです。
上位入賞者でGoogleMAPを使ってる人はいません(たぶん)

走力だけで勝てない理由③
コミュニケーションがとれたチームだと、もし誤った道を選んだとしても他の誰かが気づいたりします。
足が速いからってコミュニケーションをとらずにガンガン走るようなチームだと、
道を間違えた事に気づかず大幅なロスをすることも多々。

走力だけで勝てない(楽しめない)理由④
個人競技のフルマラソンでも体調が悪いとDNFする事がありますよね。
フォトロゲイニングでは、複数人で長時間走るのでメンバー誰かの体調が悪くなる事なんてよくある話です。
その時は競技を即終了!って判断も大切です。
競技に負けたかもしれないけど、皆と楽しむことには勝てた!的なヤツです。
ランニングでパートナーをお探しの方は、一緒にロゲイニングに参加してみるといいかもしれません。
いざとなった時の相手の本性が見れるかもしれませんよ。

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こんな感じで笑顔でゴールしたいですよね!

私ごとですが、なんでもいいからランニング関係の競技で優勝したい!という思いがめちゃくちゃありました。
そのような中、フォトロゲイニングの優勝を目指し、何度もチャレンジしたのですが、2位や3位などで優勝は中々できませんでした。

が・・・ついに今年、優勝する事ができました!!

フォトロゲイニングの様子がわかる動画ですので参考にしてください。