トレランでトレランシューズは不要?

「厚底シューズの時代に裸足で走る人たち」というブログで、
裸足でトレイルランをする人がいると紹介しましたが、
実は私も裸足では無いですが、サンダルでトレイルランをする事があります。

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サンダルは軽装で気持ちがいい!

早速、サンダルで山を走るメリットを私なりに5つ紹介いたします。

メリット①トレランで転倒しなくなる
トレランをやっていると転倒する事があります。
原因として多いのが、岩や木の根に足を引っ掛けることによる転倒です。もしサンダル走っていて岩に足をぶつけたりしたら・・・タンスに足の小指をぶつける1000倍の痛みを感じる事になるでしょう。
そんな事は
絶対に避けたいので、サンダルでトレランをすると常に足元に注意を払って走ることになるので、転倒する事がなくなります。これは本当です。

メリット②躊躇せず川に飛び込める
夏のトレランは、汗を大量にかくので川があったら入りたくなりますよね。トレランシューズだと濡れたら足の豆の原因にになりますが、サンダルは濡れてもすぐ乾くので、川を見つけたら躊躇せず飛び込めます。

メリット③より自然を感じれる
分厚いソールのトレランシューズに比べてサンダルはソールが薄いです。その分、一歩一歩、台地を踏みしめている感じがして、より自然を感じる事ができます。

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自然をダイレクトに感じられるのがサンダルの魅力!

メリット④山で滑る場所の走り方が身に付く
サンダルはトレランシューズに比べると滑りやすいので、少し濡れた岩場や滑る倒木、階段などで滑らない走り方が身に付きます。

メリット⑤荷物がコンパクトに
夏場限定ではありますが、装備がトレランザック、ランシャツ、ランパン、サンダルだけです。
トレイルランは最寄りの駅のロッカーに荷物を預けるのが一般的ですが、
夏場であれば、トレランザックに着替えのTシャツ、ハーフパンツ、パンツ、タオルをコンパクトに詰め込めばロッカーに荷物を預けず、ワンウェイで好きな場所に行けます。
例えば温泉を目的地に走って、温泉に入った後はバスで帰るなど遊びの幅が広がりますよね!

そもそも、ランニングシューズでトレランはできないの?
A,問題なくできます。
いきなりサンダルでトレランをするのは敷居が高いと思いますが、
これからトレランを始めようと思っている方はランニングシューズでも問題ないと思います。
そもそも昔はトレランシューズなんて無かったですしね。
面白い事に、2013年の日本山岳耐久レース・ハセツネカップ
(トレランの大会ではUTMF並みに有名な71kmのトレランレース)
で優勝した広島の東徹選手はアシックスのターサーで優勝されました。
トレランメーカーからすれば、やめてくれ~って感じでしょうね。

なので、これからトレランを始めようと思ってる方は、いきなり高いトレランシューズを買わずに、まずはランニングシューズでトレランをやってみて、はまりそうならトレランシューズを買いましょう!

さいごに
最大のデメリットは足を岩にぶつけたり根っこに引っかかった時の激痛です。ただ、トレランシューズを履いていてると安心して足元が疎かになるのも事実。いきなりサンダルで山に行くのはおすすめできませんが、慣れてきたらチャレンジしてみてください!
※ちなみに、トレランシューズを全否定している訳ではございません。私も長い距離のトレランやトレランのレースはALTRAのトレランシューズを履いております。

山でトレランを走った時の動画です。